当社が目指す住宅設計とは (住宅以外の設計については別途ご相談ください) ●目次をクリックすると読みたい文章の頭に移動します いい土地を安く手に入れる方法 設計を依頼するメリット 自由設計で安くできる? お客様のご自由に!って本当にメリットなの? プロとしての提案とは 100人100様の空間 設計期間ってどれくらい? 設計に1年もかかるなんて! 超特急設計はいいことづくし? 設計図を描くより大事なこと 時は金なり 建築家はすし屋の親父か? 苦しくてもじっくりしっかりと作る 建設費のお話 坪40万!高い買い物したね 本当の値段っていくらなの? 設計事務所が入ると高くなる? ハウスメーカーはお得ですよ! 大手だから安心ですか? でも安いんでしょう? 設計料は無料!無料のサービスが沢山! メーカーとの契約はババ抜きだ |
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いい土地を安く手に入れる方法 |
敷地を選ぶのに一番大切なのは何でしょう。敷地の形?日当たり?道路幅員?地盤 の土質?、色々ありますが、南向きに道路があって日当たりがよくて、きちんとした 長方形で平坦な土地となれば、値段も立派なものになってしまいます。 しかし、実は一般に言ういい敷地の条件をうまくはずすと、ずいぶん安く理想の土 地が手に入ることがあるのです。 たとえば、一般に日当たりがよくないと言われる北向き傾斜の敷地も建築家の目か ら見るとそう悪くないのです。 北側に大きな開口部をとれば十分に明るい室内が実現でき、しかも南向き窓とは違っ て直射日光がありませんから家具や室内のものが日焼けをしないというメリットがあ ります。また、北側の傾斜地からの眺めは見える景色に光が当たるのでとてもきれい です。昔と違って、今の住宅は断熱性・機密性に優れていますし、床暖房などの暖房 設備が充実しているので直射日光が室内に差し込まなくても暖かく暮らすことは出来 るのです。 そのほか、とんでもない傾斜地でとても家が建たないだろうと誰もが思っている土地 でも、設計の工夫次第で絶景の敷地に変身します。実際に誰も家が建つとは思わない ような傾斜地を、周辺の地価より大幅に安く手に入れて、素晴らしい絶景の住宅を 作ったケースは多々あります。 このように土地だけを見ていても駄目で、敷地のもつポテンシャルを最大限に生かし て、その場所にどんな建築・どんな空間を作ることが出来るかイメージしてみること がとても重要です。 また、実際に地元に住んでいて土地勘のある友人などが立ち会ってくれるなら強い味 方になるでしょう。 尚、マリオデルマーレでは敷地購入前のお客様にコンサルティングサービスをご提供 しておりますので、ご自分だけで敷地を見立てるのが不安なお客様は是非、こちらも ご利用ください。 |
設計を依頼するメリット 自由設計で安くできる? 「設計料を依頼するメリット」より |
設計事務所のホームページなどをのぞくと設計事務所に頼むメリットの一つに、工事費のコストダウンができると書いてあることがよくあります。設計事務所に図面を作ってもらうことで同じ図面・同じスペックで施工業者に相見積もり(同時に異なる施工業者に見積してもらうこと)をかけられるので、結果的には設計料以上のコストダウンが出来るということのようです。確かに競争入札によって工事費がさがるということは事実としてあります。しかし、それだけが設計を依頼するメリットなのでしょうか。また、ほとんどの事務所が「お客様の思い通りの自由設計で作れる」ことも大きなメリットとしてあげています。そこでこの「お客様の思い通りの間取り」について考えてみましょう。 TOPへ |
お客様のご自由に!って本当にメリットなの? 「設計料を依頼するメリット」より |
「自由設計ですからお好きな間取りにしてください」といえば、一見お客様の立場に立っているように見えますが、逆に言うと「間取りはそっちで考えてね。」といっているわけです。この「お客様に間取りを考えてもらう」という方法は、実は作り手の側にこそ色々とメリットがあるのです。 「設計者が考えなくても良い」 設計で一番時間がかかるのは、必要な部屋や機能をどう敷地内に納め、それぞれをどうつないでいくかという検討作業です。ラフなプランを作ってあとはお客様に考えてもらうというやり方にすれば設計や打ち合わせにかかる人件費が大幅に節約できます。 「お客様の自己責任」 設計者やプロが提案した間取りではなく、お客様が考えたもなので、お客様は出来上がった間取りが使いづらかったり、部屋が思ったよりも狭くても文句のいいようがなくなります。設計提案力のない設計者やハウスメーカーにとってはとっても助かるのです。 「早いから安い」 一般にお客様に間取りを検討していただくと、すぐに行き詰ってしまい、「もうこれしかないよね」という感じになってしまう。一般の方はプロと違い、空間構成のボキャブラリーが少ないからなのですが、そんな状態になったお客様に、営業マンが早く、早く、早くしないと竣工がその分遅れますよと背中を押してあげるのです。そうして早く着工して、早く竣工すればそれだけ人件費が安くつき、つくり手は儲かるのです。また、万が一、お客様が悩みすぎて予想外に工期が延びてもお客様からクレームを言われる恐れもありません。結局、突き詰めて考えてみるとお客様の自由設計という文言は、「私達はプロとしての提案を放棄し、お客様の下請けなので言われたとおりやるだけです」とアナウンスしているのと同じことではないでしょうか。 TOPへ |
プロとしての提案とは 「設計料を依頼するメリット」より |
もちろん、「マリオデルマーレ」はプランニングをお客様任せにはいたしません。プロとしてお客様の発想を超えた空間を提案することが当社の最も重要な業務と考えているのです。もちろん、最初にお客様のプランがあったほうがお客様の意図を理解するのに時間がかからず、助かりますが、それがそのままプランになることはありません。そこからスタートして、何度も打ち合わせを重ねながら、まだ、お客様本人も気づいていない本当暮らし方見つけていくのです。そしてその結果として、それはお客様が100人いれば100通りの形ができるのです。 TOPへ |
100人100様の空間とは 「設計料を依頼するメリット」より |
「スタジオのある家」ではリビングルームに設けた音楽スタジオでした。あえて地下や離れではなく、リビングにスタジオを設けることで、息子2人とお父さんの毎日曜日のセッションが実現しました。もちろん、お母さんが観客ですが、キッチンの正面がスタジオなのでお料理しながらでも充分楽しめます。「波待庵」ではすべてがサーフィンを中心に計画されています。風呂に入っていても食事をしていても波をチェックし、海から帰ればサーフボードを洗い、シャワー、そしてボード置き場からダイレクトに浴室へ入るなど、サーファーならではの家になっています。また、海に向かって開かれたリビングは子供部屋・キッチン・屋外テラスと一体の大空間なので親子の断絶や子供部屋の孤立などとは縁がなさそうです。「喜びずむの家」ではアーバンライフを満喫できる東京の真ん中でありながら光と緑にあふれ大自然の営みを日々刻々と感じる生活を実現しました。「マリオデルマーレ」では、お客様の作られたプランは尊重しますが、その上で、さまざまな可能性を検討します。何度も提案を繰り返すことで「こんな風になるとは思わなかった。 最高だ!」と言っていただける空間になるのです。「お客様の想像を超えるプランを提案すること」がマリオデルマーレが一番得意とするところでもあり、お客様にとって当事務所に設計を依頼するメリットでもあると考えております。 TOPへ |
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設計期間ってどれくらい? 設計に1年もかかるなんて! 「設計期間ってどれくらい?」より |
「設計期間はどれ位ですか?」最初の打ち合わせで必ずきかれる質問のひとつです。「平均すると大体、設計に8ヶ月位、工事に8ヶ月、トータルで1年半近くかかっています」というとほとんどの方が驚かれ、「○○ハウスでは最短で4ヶ月で設計から工事まで終わると聞いたけど」といわれます。なかには殿様商売してないで早く設計しろといわれたこともあります。 TOPへ |
超特急設計はいいことづくし? 「設計期間ってどれくらい?」より |
契約をしたら出来るだけ早く住みたいとお客様が希望されるのは当然です。設計者が「判りました。超特急で設計しましょう」とお答えすれば大変に喜ばれます。あとは「リビングの隣は和室が欲しい」とか「寝室にはウォークインクローゼットね」などとお客様に言われるままに図面を引けば良いのです。間取りがきまったらサッシュメーカーや建材メーカーのショールームを駆け足で回ってもらい、お好みの仕上げをお客様に選んでもらえば設計完了です。この方法なら4ヶ月もあれば立派な設計図が出来上がるでしょう。後は工務店の出番ですが、自由設計といっても既製品の組み合わせだから大工さんや職人さんも楽チンです。メーカーの説明書通りに組み立てるだけですから、大きなプラモデルみたいなものです。これなら自由設計でも工事に4ヶ月位で出来上がるでしょう。お客様は早く新しい家に住めたと大喜びだし、工務店も設計事務所も工期が短い分人件費がかからないで儲かったし、めでたしめでたし、となるはずです…、筈ですよね。ホントかどうか、それでは、あなたのお友達や親戚で最近家を建てた人に話を聞きに行きましょう。おそらく、「やっぱりリビングは2階にすればよかったねぇ」とか「キッチンが狭かった」「子供部屋が遠いので何してしているのか不安だ」など、ほとんどの方が思い残したり、後悔したりしていると思います。色々検討して建てたのになぜこんなことが起こるのでしょうか。 TOPへ |
設計図を描くより大事なこと 「設計期間ってどれくらい?」より |
ちょっと想像してみてください、もしあなたに車の知識がまったくなかったとして、初めて車を買うのにどの位検討するでしょう? まずは、2人乗りでいいのか、7人乗るのか、キャンプやスキーに使いたいのか、奥様のお買い物用なのかは使い方、大げさに言えば車を使ってどんなライフスタイルをしたいのかをまず検討するでしょう。使い方を考えるのが先で、カーナビであるとかレザーシートであるとかいう個々のスペックの検討はその次だと思います。家を建てるときも同じです。構造や仕上げも大事ですが、最も重要なのはどんな住み方をしたいのかというコンセプトの部分なのです。「そんなことは言われなくても判っているよ。間取りだって自分で考えてあるんだ」と仰る方は先述の超特急設計コースをお勧めします。設計者も言われるままに図面を描けばいいだけなので、半分の手間で済むから楽ですし、工事期間も短くて済むでしょうから。しかし、住宅の検討というとなぜか、みんな一生懸命、外断熱や床暖房などの設備やスペックのことばかり考えています。そうやって肝心のライフスタイルの検討をせずに家を建てるから間取りに悔いが残るのです。超特急設計コースは、みんながよろこぶ方法ではなく、実は設計者や施工者がよろこぶ(儲かる)方法なのです。ですから、私たち「マリオデルマーレ」のお品書きには、残念ながら超特急設計コースはございません。確かに私どもの技術力(雨漏りや結露が無く、地震にも負けない建物を作る力)とデザイン力があればお客様の作った間取りでおしゃれな建築家住宅風に作ることは可能です。しかし、私どものサービスの一番の売りは設計図を描く以前のお客様のライフスタイルを間取りとして実現する力であると考えています。そのための時間が設計図を作成する前に必要なのです。 TOPへ |
時は金なり 「設計期間ってどれくらい?」より |
そうはいっても現実には家賃だってかかるでしょう、土地のローンだって当然かかるし、「時は金なりだよ」といわれればその通りとしかお答えできません。しかし、ここで現実を見つめて見ましょう、仮に土地が4000万、建物が3000万かかるとしましょう。土地は建物を建てるためのもので、建物は自分らしいライフスタイルを実現するためのものですから、そう考えると、この場合は7000万円かけて自分らしい暮らしを実現しようとしているわけです。ここで設計に1年時間をかけたとすると、仮に家賃が12万円×12ヶ月=144万円の費用がかかるわけです。4ヶ月超特急設計と比べると96万円の余分な費用となります。土地も含めて7000万で自分らしい暮らしを買おうとしている時に、あと96万の出費で自分らしい暮らし方を充分に検討できると考えれば納得がいくと私は思いますが、いかがでしょうか。例えば,あまり良くない例かもしれませんが、7000円の買い物をする時に、7096円で気に入ったものが買えるならどうしますか?家はほとんどの人にとって一生に一度の買い物です。時は金なりだからこそ、家賃を節約するために大きな買い物が大きな後悔にならないようにしてください。ちなみに、私達の事務所も昨年末に新築したばかりです。土地を購入してから設計に2年かかり事務所と私の自宅の家賃で500万の出費となりましたが、充分に検討できたお陰で、いい建物ができました。 TOPへ |
寿司屋の親父VS建築家 「設計期間ってどれくらい?」より |
さて、ここでちょっと話はそれますが、私の大好きなお寿司を例ににとってお話しましょう。ただ単にお寿司が食べたくて、松竹梅のおけで出前を頼むとする。ここではお寿司を食べるということ自体が目的なので、美味しく、かつ美しく魅せる技術(デザイン)があれば、満足できます。今度は、大事な友人と会話を楽しむためにお寿司屋に行った時は大分事情が変わってきます。こういう時は会話を楽しむことが目的だから、カウンターでお任せで握ってもらいますが、自分の好みや体調、それから連れ合いとの話の呼吸に合わせて、適当に揚げ物を入れたり、巻物きを入れたりして、上手にリードして楽しませて欲しいと思うのです。ここではお寿司は目的ではなく、楽しい会話を実現するための手段です。だからいくらネタが良くても、シャリがうまくても、客と会話が出来なかったりお任せで頼んだのに、お決まりのコースでしか出てこなかったりするとがっかりで、そこにはニ度と行きたいと思いません。私たちは、建築設計を業とする事務所ですが、設計図を描きはじめる前のヒアリングとライフスタイルの構築こそ私たちのサービスの一番大切な部分であると考えています。先ほどのお寿司の例で言えば、お任せコースでちゃんとお客を楽しませられる親父になりたいのです。そのためにはお互いの呼吸をシンクロさせる時間が必要です。同じことを、大急ぎで食べるお客様には残念ながら出来ないのです。余談ですが私は釣りが好きなので、釣ってきた魚で刺身やお寿司などを作るのですが、こっちのほうは建築の設計のようにはいきません。捌く技術も魅せる技術もまだまだでなんだかお団子みたいなお寿司が出来てしまいます。女房には能書きばっかりいってないでまずはおいしい握りひとつ作ってみてよといわれちゃいますが・・トホホ。 TOPへ |
苦しくてもじっくりしっかりと作る 「設計期間ってどれくらい?」より |
工期が長いとお客様にとっては家賃や金利もかかる、設計者も人件費がかさむ。まさに「時は金なり」で事務所経営者としても時間をかけるメリットはないのです。それでもお客様に「マリオデルマーレ」に依頼してよかったと言われる仕事をしたいのです。ですから、超特急設計コースは出来ないのです。ご理解いただけるとうれしいです。 TOPへ |
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建設費のお話 坪40万!高い買い物したね 「建設費のお話」より |
○○ホームは坪40万だって!××住宅は床暖房とシステムキッチンがついて坪60万だそうだ。よく耳にする話です。しかし、床暖房だってシステムキッチンだってさまざまな種類や仕上げがあり、値段だって全然違うものなのです。注文住宅は受注生産品です。りんごやバナナは売れなければ腐ってしまうのでたたき売りしています。新製品が出れば旧製品の在庫はバーゲンになります。しかし、受注生産品でたたき売りしているものものはありません。なぜならば受注生産品は材料から人件費まで時価になるからです。シャープのパソコンは1年前のモデルなら半額で売っているけど、受注生産のデルコンピューターの半額セールはありません。建築でも同じです。安いものにはすべて理由があります。安い床暖房は安いなりの問題があります。キッチンと一口にいっても価格はピンからキリまでです。車に例えればある乗用車は最低グレードの150万台から最高級グレードの300万近くする車種までラインナップがあるが、見た目はほとんどかわりません。しかし、最低グレードの車を買った人が、自分は150万円も得をしたとは思わないでしょう。見た目は同じでもシートからエンジンまですべてが違うのですから。同様に住宅でも、同じ広さの4000万の家と3000万の家では耐久性から構造まですべてが違うのです。先日もある知人が非常に安く家が建ったと喜んでいたので話を聞くと、海の近くなのに錆びやすい金属を使ったり、断熱材もちゃんと入れていないなど,かなり手抜き工事の後がみられました。あとから直せるものもありましたが、構造の柱梁がきちんとしていないところなどは建替えない限りなおせないと思われるところもありました。こうなると「安かったけど、結果的に高い買い物になりましたね」と言わざるを得ません。靴だって買ってすぐ穴が開いたり水が漏れたりしたらいくら安くてもその靴を買うこと自体が損なわけです。大事なことは一つ一つのスペックをちゃんと理解して選ぶことです。 TOPへ |
本当の値段っていくらなの? 「建設費のお話」より |
まずは、建設地周辺の平均工事額を調べてみましょう。この価格は、住宅金融公庫のホームページに公開されているものなのですが、ハウスメーカーのプレハブ住宅で購入された方で、金融公庫から融資を受けた方の平均工事価格を見ることが出来ます。ここには公庫以外で資金を調達された方の価格や、建築家や工務店に依頼された方の価格は含まれていません。また、あくまで建築本体価格で、この他に外構やエアコン、照明やカーテン等のコストがかかります(大体、建築本体価格の10%~15%位です)。思ったよりもかかっているので驚くかもしれませんが、これが事実です。マリオデルマーレでは、注文住宅なら建設費が坪当たり80万円以上というのが経験上、妥当な線だと考えています。玄関やお風呂に大理石を貼ったりする必要はないと思いますが、まがい物や将来問題の起きそうな材料は使わないとしたときのコストです。たとえば床材や外壁材は、年月とともにいい表情に変化していくような素材を使いたいと考えています。少なくとも、表面の0.3ミリのプラスチックがはがれたらベニヤ板が見えてくるような材料は使いたくないのです。また、断熱材や壁の気密についても20年後に壁を壊したら内部結露で断熱材がすっかり落ちてしまっていたなどということがないようにはしたいのです。コストとはこうやってひとつづつ材料や工法を検討して決めていくものですから先ほどの坪単価はあくまでも目安です。本当に必要なぎりぎりの線は業者任せにせず、お客様がしっかり理解して納得いく買い物をしてください。なんといっても一生の買い物なのですから。 TOPへ |
設計事務所が入ると高くなる? 「建設費のお話」より |
これも良く聞く話です。「設計事務所が入ると色々とうるさいことを言われて、やり直しをさせられたり、手間ヒマかかるのでどうしても割高にせざるをえないとか、工務店のなかには「監理をやめてくれればさらに100万値引きしますよ」設計事務所に払う監理料と含めればお客さんのメリットは大きいなどとささやく猛者もいるようです。しかし、よく考えて見ましょう。それって逆に言えば素人がわからないようなミスはごまかしてやっちゃおうということではないですか?「マリオデルマーレ」では監理なしの仕事はお請けできません。工務店にも厳しく監理する旨を伝えます。工務店だってその分コストがかかりますから確かに多少コストアップにはなるでしょう。しかし、品質管理だってお金がかかるのです。そしてそのコストは実際の材料費や職人さんの労務費と同じくらい重要なのです。それでもより安くという方は、どうぞ一生に一度のギャンブルとアドベンチャーの世界を存分にお楽しみください。 TOPへ |
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ハウスメーカーはお得ですよ! 大手だから安心ですか? 「ハウスメーカーはお得ですよ!」より |
「大手だから安心だと思って○○ホームにした。」よくある話です。本当でしょうか。ちょっと検証してみましょう。プレハブ住宅は窓もドアも床も壁も既製品の部品の組み合わせで作ります。実際の工事現場もプラモデルを組み立てるようにどんどん進みます。確かに、既製品の窓やドアはよく出来ています。マリオデルマーレでも場所によっては既製品の部材を使うことがありますが実に安心です。メーカーで何度もテストされまた誰でも簡単に施工できるように工夫されているので職人さんも楽だし、後のクレームもほとんどありません。メーカーの住宅は構造にしても大体、各社ひとつしか採用していませんが、その工法についてはよく検討されていて、簡単に丈夫な骨組みが出来るようになっています。ただ、ブロックを組み立てるような組み合わせでしか間取りが作れないのが難点です。サッシュや建具にしても、形状や機能に自由度がないのが難点です。どうしても大きな開口部を作り、その開口部のガラスの存在感を消したいとき、また、建具の枠をちょうど柱・梁の影に隠したいときでも既製品の建具で作ったためにイメージとは全然違う空間になったりします。それでも、まぁいいかと思えば安心感のある住宅が出来るでしょう。もう一つの不安は、いくら施工方法を簡略化していても実際に作るのは地場の工務店だということです。しかも通常の注文住宅の半額以下でメーカーから請け負って仕事をしているとしたら、いい仕事ができるでしょうか。是非、メーカーを検討されているかたは一度「○○ホーム クレーム」と検索してみることをお勧めします。「大手だから安心」と思っても実際の工事は地元の工務店や職人の零細企業が請け負って施工するのです。「大手だから安心」などと言わずにしっかりご自分で検証することが大切です。なんといっても人生最大の買い物なのですから。(なお、マリオデルマーレは会社としては零細企業ですが、万が一設計に起因する問題で企業規模を超える賠償が必要なケースもに備え、建築士会の建築家賠償保険制度に加盟しております。) TOPへ |
でもメーカー住宅は安いんでしょう? 「ハウスメーカーはお得ですよ!」より |
よくハウスメーカーの広告などで坪40万などと書いてありますが、本当でしょうか?メーカーの建設費については「本当の値段っていくらなの?」をご覧ください。以前に知人にハウスメーカー4社に見積もりを出させたので見て欲しいと言われて4社の見積書を比較したことがありました。しかし、各社とも簡単な平面図だけしか資料が無いので事実上見積もりの比較は出来ませんでした。自動車に例えるとまるで、カローラとBMWとマーチとパジェロを比較しているようなもので、排気量やマニュアルかオートマか4WDかFFかなどのエアコンの有無など基本的な見積もり条件がばらばらなのです。こんな見積もりで最安値が出たからといってなんの意味があるのでしょうか。見積もりを比較するならやはり、共通の設計図と設計仕様書が必要なのです。 TOPへ |
設計料は無料!その他にも無料のサービスが沢山! 「ハウスメーカーはお得ですよ!」より |
当社では設計料は一切頂きません、よくある話です。なんてお客様サービスの行き届いた会社なのでしょう。設計費が無料なんて。打ち合わせのたびに書き直して営業マンが持ってくる図面もこの前見た模型もただで作ってくれる人がいるってことですね。それとも設計監理も自分でやって「手抜き工事し放題」すれば元が取れるということでしょうか。やっぱり、無償で働いてくれる奇特な設計士が沢山いるということでしょうか。そんなこと考えられないとすれば、きっとその人たちの給料は、建設費に入っているのでしょう。しかし、よく考えると変ですね。一軒の受注をするために十軒に営業をかけて十軒分の設計料がかかったとするとその10軒分の費用を契約した方が払う仕組みになっているわけです。 TOPへ |
メーカーとの契約はババ抜きだ! 「ハウスメーカーはお得ですよ!」より |
というわけで「設計料は無料です」という説明ではなく、正しくは「契約した方がババを引くことになっていますのでそれまでは思う存分ご利用ください」と言う方がより判りやすい説明だと思うのですが。さて、最後に契約したが引かされるババは設計料だけではありません、営業マンの他で断られた分の経費や交通費、それからモデルルームの建設費やショールームのお嬢さんの給料、CMに登場するタレントのギャラまですべてが、ご契約いただいた方のみのスペシャルな特典というわけです。ちなみにマリオデルマーレでは無料で案を作ることはありません、モデルルームもありません、事務所のすべての活動はご契約いただいたお客様へのサービスでありたいと考えるからです。尚、念のために申し上げますが、私はハウスメーカーに対抗したり彼らのお客様を奪おうと思ってこんなことを書いているのではありません。そもそも、ハウスメーカーをライバルとは考えていませんから。ただ、あまりにも露骨に設計料無料!と宣伝するものですから一言申し上げたかっただけです。ハウスメーカーの正しい利用の仕方、お分かりいただけましたか?もう一度言います、バ・バ・抜・きなのですよ。最後にババをつかまない限りお金はかからないのです。利用しない手はないでしょう。ごゆっくりババ抜きをお楽しみください。 TOPへ |
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